むくむく通信社アーカイブス



むくむく通信 VOL 008
2006年冬号
編集発行:むくむく通信社 発行人:中川繁夫
2006年2月1日発行
新しい生活スタイルの情報を集めて紹介・批評などをおこなっていきます
生活情報・アート情報・写真情報・文学情報・農業情報・その他諸々

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季刊むくむく通信 2006年冬号
目次
むくむくの話題 この2年間の出来事
記事1 京都農塾たより
記事2 まるエコ塾の話題
記事3 通信と通学で学べる写真学校の話
記事4 石窯つくり
記事5 食と農園のネットワーク
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むくむくの話題
この2年間の出来事

   
写真ワークショップ京都の記念写真

むくむく通信第8号です。早いもので第一号を発行してから2年近くが過ぎました。
むくむく通信社まわりで、この2年間の出来事を見ると、
通信制で「あい写真学校」が開校し、通学制の「写真ワークショップ京都」が開校しました。
直近の12月1日には「まるエコ塾」なるものが開塾しました。
また、あい農学校の枠組みを作る中、京都農塾への参加(中川個人)があります。
お米を作ったり、野菜を作ったりの体験とノウハウを積んでいるところです。

綜合文化研究所をネット上で設立したのが2004年4月です。
この綜合文化研究所のコンセプトとして書き記した内容の実践として、
現場を作っていくことに力を注いできたと思っています。
そして、形を作っても中味が無い、このようにも思っています。
いよいよ中味つくりの段階に入ってきたと思っています。

京都地域文化研究所を設立していますが、これはグローバル化に対置するローカル化です。
文化研究という枠は、政治経済に重なる研究ですが、
社会と個人の関係を捉えて、文化総体を捉え直すことにあります
個人が表現できる領域を拡大していくことも想定しています。

日毎に使いやすくなるネット環境でもあります。
ブログが盛隆してきています。
むくむく通信社の枠組みは、ブログを使いこなすことにもなってきています。
情報発信ツールとして、紙媒体は使わず、ネット展開を試みています。
大きな資本に対抗するなんていえば大袈裟ですが、
管理されたなかとはいえ、それを承知で、対抗軸を立てようと考えているのです、が・・・
結局は、主宰者中川の個人プレーになっていることに、ちょっと苛立ちを感じているところです。

2005.12.6 nakagawa shigeo


記事1 京都農塾たより

京都農塾たより

京都農塾は開塾から3年目、京都の園部・天引で開塾されています。
京都、滋賀、大阪で日常は都会生活をしているメンバーが、集ってきています。
家族での参加、農業専業を目指す若者、学生、悠々自適の生活者・・・。

栽培している野菜や稲は、有機肥料で無農薬栽培を原則としています。
主宰は「京都有機の会」と「NPO法人京都自給ネットワーク」
自給自足を考える一環として、共同で良質な農作物を作るノウハウを学んでいます。

 

 
京都農塾の作業日 2005.11.26
京都農塾写真集



記事2 まるエコ塾の話題

びわこほっと・まるエコ塾

2005年12月1日、まるエコ塾が開塾しました。
2005年度は暫定開塾で、写真と文章を学ぶ地域ジャーナリスト塾。
滋賀県大津市、浜大津駅前のNTT滋賀支店の一室を借りての開塾です。

 
2005.12.1 まるエコ塾の開塾

 
2005.12.8 第一回まるエコ写真塾

びわこほっと・まるエコ塾のご案内

滋賀県が主導する「湖国まるごとエコ・ミュージアム」プロジェクト。
その一つにある<情報BOXプロジェクト>の一環で開塾されています。
まるエコ塾では、エコロジーな生活環境を創っていくためのノウハウを学びます。
塾生は登録制、自分のライフサイクルを創りだすプロセスです。

今回の塾は写真塾と記者塾の合同塾です。
ここでは、写真と文章で自分を発信していくツールを手にいれます。

これから始まる<まるエコ塾>には、はたけ塾、料理塾など食べ物生産。
文学や芸術領域の知識を得る塾など知的生産。
いろいろな企画が目論まれています。

新しい時代の新しい学びのシステムを実践していく<まるエコ塾>です。



記事3 通信と通学で学べる写真学校の話

京都写真学校/写真ワークショップ京都

京都写真学校 は、写真表現を学ぶ学校です。
写真表現とは、自分のことを写真を使って表現することです。
デジタル写真時代にふさわしい「表現の方法」と「発表の方法」を考えます。
 京都・下鴨にあるギャラリー・DOTで開校されている少数制でマンツーマン方式の学校です。

 

 
写真ワークショップ京都のゼミ風景 2005.11.6〜2005.12.4

京都写真学校のHP

メイン講座は、2005年4月から開講された綜合ゼミコース。
初心者の人が技術と理論をステップアップ方式で学べるカリキュラムです。
通信と通学で写真表現を学んでいきます。
登校は月2回、通信ではチャットを中心に回数は無制限です。
経費は最小、内容は高度なところまで、常識概念を打ち破っていきます。



記事4 パンの石窯つくり

パンの石窯つくり

スローライフや食の問題を考える人たちで、石窯つくりが行われています。
パンやピザを焼く<石窯>です。
京都・亀岡にある赤熊自然農園の一角で、有志が集まって作っています。
2005.11からは、小麦を栽培することも行われています。
その主宰者は、菱川さん夫婦です。
石窯をつくる目的は、人が集まり、交流が始まっていくことだといいます。

 

 
石窯つくりの記録 2005.5.6〜2005.12.17

2005年5月からはじまった石窯つくり。
基礎を固め、ブロックを積んで土台をつくり、その上に耐火煉瓦を組みあげていきます。
写真は、基礎つくりから耐火煉瓦が積み上がったところまで。
2006年春の完成予定です。




記事5 食と農園のネットワーク

食べることの自給自足について

食べることは人の生存にとって必須条件ですよね。
この食べ物について、いろいろな問題が提起されています。
その一つが、食ビジネスのあり方やファーストフードのあり方です。
数年前には、スローフードのムーブメントが移入されてきました。
それと呼応するようにルーラルライフのムーブメントが起こってきています。
ローカルエリア・ネットワークと自給自足のムーブメントです。



 
赤熊自然農園にて 2005.12             京都農塾にて 2005.10

スローライフ、地産地消、環境にやさしい・・・
いろいろと流行語のようにしてあたらしい言葉が生み出されてきました。
食べることの根本を見直してみようというのが、根底にあります。

その上で、個人の生き方に着目しているのが、綜合文化研究所とむくむく通信社です。
あたらしいライフスタイルを自分のものにする。
それが目的です。

グローバル化とは、資本の集中化だと理解しています。
資本の集中が個人にもたらす結果は、個人をいっそう拘束していくことになる。
労働は必要だけど、心をがんじがらめにしてしまう。
それに競争に勝つことだけが優先される価値観です。

そのことから開放されるためには、自ら生産する必要がある。
このように考えているのです。
食べることの自給自足とは、心の開放につながると仮説しています。
2006.1.14 nakagawa




編集後記

西暦2006年です。この季刊むくむく通信の創刊から2年が経ちました。
そのつどの情報をまとめて、第八号の発行です。
インターネット環境も日々変化しています。
情報発信ツールは、最近、ブログが隆盛してきています。
この季刊むくむく通信の必要性は、今現在も変わらないと自負しています。

現在使用のソフトは、ninjya2003です。
むくむく通信社の記事容量が多くなって、どうも使い辛い。
第九号からは、ヤフージオシティで立ち上げているHPに移す予定です。
 季刊むくむく通信 こちらの方です。

発信情報は、ハード環境に依存します。
ハード環境は日々変化していきます。
むくむく通信社では、ハード環境を駆使しているので、必要により組みなおしをしていきます。
よろしくお願いします。

206.1.14 nakagawa shigeo





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